子育て6か月目、ハーフバースデイおめでとうございます!
赤ちゃんが生まれてから6ヵ月頃といえば、徐々に起きている時間も長くなり、まわりを見るようになります。
目で光や色もしっかりと認識でき、ほんの少し支えてあげればひとり座りもできるようになります。
さらに、発育の早いお子様ではひとりで寝返りもできるようになるなど、1歳までの折り返しの時期に入りました。
今までが身体的発育期間と考えたら、ここから脳の発育期間です。
日々吸収するスピードが早いこの貴重な時期にどんなおもちゃを用意したら良いのか、特に初めてのお子様のご両親にとっては悩むところだと思います。
本記事ではそういった悩みに対して少しでも助けになれば幸いです。
目次
6ヵ月ころの赤ちゃんに適している知育玩具は?
結論からいいますと、積み木やボールのように手や口で触れられるおもちゃや、太鼓・ミニピアノのように音のでるおもちゃがおすすめです。
他にも、歯がため・おしゃぶりのように口にいれても大丈夫なものを用意すると良いです。
では、これらのおもちゃはどういった場面で必要なのか、どのような効果があるのかというのも気になりますよね。
赤ちゃんがこの時期くらいからできることに合わせて、その場面ごとに紹介していきます。
赤ちゃんが6ヵ月くらいからできるようになること
個人差がありますが、以下が赤ちゃんが6ヵ月くらいで開始するものや、できるようになってくる内容です。
- 寝返り
- おすわり
- 五感が発達し、感情が豊かになる
- 歯が生え始める

寝返り
大体5~6ヵ月くらいで寝返りができるようになると思います。
できる時期が早かったり遅かったりする場合もありますが、心配せずに見守ってあげて下さいね。
寝返りまであとちょっとという動作をしたら、腰と背中に手を当てて支えるなどのサポートをしてもいいです。
知育玩具と赤ちゃんのサポート
寝返りではお気に入りのおもちゃと寝返りマットレスのようなものを用意して赤ちゃんを全力でサポートしましょう。
ずっと使っていて気に入っているおもちゃを寝返りの方向に置くなどすれば、寝返りをする意欲を高めることができます。寝返りが戻れずに顔をうずめてしまって、息ができないということが起きないよう常にそばにいて見守ってあげてください。
以下の写真は手で掴むことのできるおもちゃや絵がついているものなど、お気に入りのおもちゃを寝返りの練習時にベッドの端に置いてみました。
おすわり
6ヵ月くらいから赤ちゃんも手を前について少し座ることができるようになってきます。
ただ、冒頭でも記述しましたが不安定ですので安心せず、支えてあげてください。
ひとりで安定して座れるようになるのは大体10ヵ月くらいからと言われています。
おすわりも個人差がありますので、もし6ヵ月してできなかったとしても問題ありませんので、こちらも見守ってあげてください。
また、おすわりができるようになっても、長時間おすわりをすると赤ちゃんの腰に負担がかかってしまいますので気を付けて下さい。
おすわりの支えとして以下のようなクッションもおすすめです。
知育玩具と赤ちゃんのサポート
おすわりができるようになってきますと、両手が自由になり手を握る力も発達してきます。
おもちゃとしては、積み木やボールなどがおすすめです。
積み木は木製のものやカラフルで色合いのはっきりしているもの、ボールは掴みやすい大きさのものを選ぶのが良いと思います。
積み木を好きなものに見立てて作ったり、動かしたりすることで想像力を鍛えることができ、手先の器用さなども一緒によくすることができます。
ボールは転がる姿を目で追うことで視力の発達を促し、触ったり掴んだりすることで手のひらの機能を発達させてくれます。
以下写真のように積み木を収納できるカートもありますので、少し早いですが立ち上がる時期を考えて用意しておくのも良い選択だと思います。
五感が発達し、感情が豊かになる
この時期くらいから音や触れるものに興味を示し始めます。
オルゴールなどできれいな音楽を流してあげたり、箱の裏を叩いて音を出したりして何からどういう音がでるのか、何が音をだすのかなど、どんどん赤ちゃんに触れさせてあげてください。
知育玩具と赤ちゃんのサポート
五感を発達させるためにも、太鼓やミニピアノなど音のでる楽器系おもちゃや握ると音のでるおもちゃ、それに自分の手で動かせる押しくるまのようなおもちゃが最適です。
音の出るおもちゃは赤ちゃんに色々な音があると気づかせてくれますし、動くおもちゃで遊ぶことで五感が刺激を受けて成長に繋がります。
歯が生え始める
早い子はこの時期から歯が生え始めてきます。
歯の生え始めで歯ぐきに違和感があるので、常に何かを口に入れようとします。
それだけではなく、好奇心の赴くままに口の中におもちゃやぬいぐるみなどを入れてしまいます。
常に衛生上気を付けているといっても、近くにあるものを口にいれてしまうので、お母さんたちはさぞやきもきする時期です。
安心のためにも、危険なものは手の届かないところに置いてあげてくださいね。
知育玩具と赤ちゃんのサポート
口に何かを入れたいという仕草をしたら、おしゃぶりや歯がためのように口にいれても大丈夫なものを用意してください。
赤ちゃんは口の中にいれて「これはなんだろう」と確かめようとしています。
危ないものでなければ口に入れても優しく見守ってください。

以下写真のように口にいれてもいい歯がため(左)やおしゃぶり(右)などがあれば好ましいです。

親にできることは?
赤ちゃんの成長にはおもちゃは必要不可欠なものですが、この時期はおもちゃだけではなく、お父さん、お母さんのスキンシップや声掛けが赤ちゃんの発達に繋がります。
何が出来るのかを少しだけ紹介していきますね。
いないいないばあ
「いないないばあ」をすることによって、赤ちゃんの脳に良い刺激を与えることができます。
結論からいいますと、「いないいないばあ」によって記憶力を鍛えることができるのです。
これは脳科学からも証明されています。
何が良い影響になるのかというと、「見えなくてもそこにある」ということを分かるようになるため、一時的に覚える「短期記憶」の力を鍛えることができるのです。
赤ちゃんとのコミュニケーションにも良いと言われていますので、思いっきりやってあげましょう。
たかいたかいで回してあげる
赤ちゃんを持ち上げて、たかいたかいをして回してあげて下さい。
勢いよく回したりせず、ゆっくり優しくやってあげてください。
視点を変えることで、こういう景色があると赤ちゃんが認識し、五感の成長を促してくれます。
ひっぱるものを用意する
ちょっと大変ですが、ティッシュの空箱などに布を入れて、ひっぱれるようにするなどしてみてください。
手のつまむ力や、指先を鍛えることができます。
このように、おもちゃが無くても親御さんの頑張りで赤ちゃんに良い影響を与えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は生後6か月からの出来ることと知育玩具の解説をしていきました。
まとめ
- 寝返りはお気に入りのおもちゃやマットレスなどを用意してしっかりとサポートすること。
- おすわりは長時間座らせることに気を付ける。積み木やボールなどのおもちゃがおすすめ。
- 音や触れるものによって五感が発達するので、音の鳴るおもちゃで直接触れられるものなどがおすすめ。
- 歯が生え始めはなんでも口に入れてしまうため、おしゃぶりなどをあげる。
- おもちゃがなくてもスキンシップなどで良い影響を与えることができる。
この時期に共通しているのは、優しく見守るということです。
大変な時期だとは思いますが、少しでも赤ちゃんに良い影響を与えられるように頑張ってください。
そして、一生に一度のハーフバースデイです。
ぜひともお祝いしてあげてくださいね。