
『モンテッソーリ』と聞いて、パッと思い浮かぶのは幼少期にモンテッソーリ教育を受けていたMicrosoft創業者のビル・ゲイツ氏や将棋棋士の藤井聡太さんなどではありませんか?
そんなすごい人が受けていた教育方法なんだから知育玩具も結構難しいモノなんじゃ・・・とも思いませんでしたか?
確かに一般的な知育玩具とは違いますが、そこまで難しく考えなくても大丈夫です。
しかし注意しなくてはいけないのはその遊ばせ方。

と思ったそこのあなた!
モンテッソーリの知育玩具はどんな基準で選べばいいのか、そもそもモンテッソーリとは何か。
この記事を読んでモンテッソーリへの理解を深め、子どもにぴったりなモンテッソーリの知育玩具を探しましょう!
目次
モンテッソーリとは
モンテッソーリ教育をざっくり説明すると、『子どもに備わっている自己教育力という自分を育てる能力を発揮できる環境を大人が用意する』という教育方針です。
子どもの将来を考えて


などと子どもに押し付けてしまってはいませんか?
でもちょっと待って!
自分の子どもの頃を思い出してみて下さい。
/ テレビばっかり見てないで勉強しなさい!
\ あなたの為を想って言ってるのよ
と、母親に言われたことはありませんか?
私はこのように言われてさらにやる気をなくすタイプの子どもでした・・・。
そうなんです。
押し付けてしまうと逆効果なんです。
ですから、子どもが興味を持って自分で選択して学べるような環境を整えておきましょう!
選ぶポイント
モンテッソーリがどういうモノかは分かっても、たくさんある知育玩具の中から子どもに合ったモノを選ぶのは難しいですよね。
モンテッソーリ教育では『敏感期』というモノがあります。
こちらもまたざっくり説明しますと『自分を伸ばそうとしている時期』です。

とこれまた思いますよね。
例えば赤ちゃんの頃、目を離している間にティッシュを根こそぎ出された!ということはあなたも経験済みかと思います。
これは『運動の敏感期』にあたります。
子どもが「もっと思い通りに手先を使えるようになりたい!」と自分を伸ばしている最中なんです。
2歳頃のイヤイヤ期は『秩序の敏感期』です。
大人にとっては理解できなくても子どもにとっては大事なこだわり。
このこだわりが守られることによって子どもは安心し、心が安定します。
4歳では言語、秩序、感覚、数、運動の敏感期が大体あてはまります。
しかし発達のスピードによって違ってきますので何に興味があるのか、何にこだわっているのか、普段の子どもの様子をよく見て知育玩具を選びましょう。
おススメの知育玩具
数字のパズル
数に興味を持ち始めた子にはコチラはいかがでしょうか。
カラフルな数字の形のパズルで触りながら数字を認識することができます。
数字と同じ色の輪っかで数の概念も学べますね。
4歳だと少し早いですが、輪っかを棒に通したり外したりして簡単な足し算引き算できますので小学校の入学準備にもおススメです。
幾何学形状パズル
幾何学形状と聞くとなんだか難しそうですが、大丈夫です。
様々な図形が印刷された提示カードがパズルと一緒に入っていますので、このカードをお手本にパズルを配置して遊びます。
しかしカードとパズルをよく観察しなければ同じ図形を作りだすことはできません。
観察力を鍛えられると同時に図形が完成した時には達成感を感じることができますね。
もちろんカードの通りにしなくてもオリジナルの形をつくって想像力を鍛えることもできます。
円柱さし
まずはつまみを持って円柱を出してみましょう。
この指先の動きが鉛筆を持つ練習に繋がります。
そして円柱5本×4セットありますがどの円柱も太さや高さが違い同じ大きさのものはなく、ひとつの穴に入る円柱はひとつしかありません。
円柱の大きさの違いを感じながらそれぞれ正しい穴にはめ込んだり、並べ替えて大きさの変化を理解して図形感覚を育てます。
まとめ
いかがでしたか?
子どもの為に!と張り切って知育玩具を押し付けるのではなく、子どもが興味を持って選び、学べる環境を整えるモンテッソーリ教育は積極性や能動的な行動が身につくと言われています。
私もつい、「こうした方がいいんじゃないか」「この子自身の為にもコレはできるようになってほしい」と押し付けてしまいがちです。
でも思い出してみてください。
子どもが出来たときは「健康ならそれでいい」とあなたも思ったんじゃないでしょうか。
押し付けてしまいそうになった時はこの時の気持ちを思い出して「ケガをしなければそれでいいか!」と、子どものやりたいことを優先するようにしています。
もちろん、他人に迷惑をかけないことも大事です!
子どもが今何に興味があるのか、こだわってることはあるのか、じゃあどんな知育玩具がピッタリなのか・・・。
普段から子どもとコミュニケーションをとり、生活の様子をよく見て知育玩具を選んでみましょう。
お財布に余裕があればいくつか用意してみるのもいいかもしれませんね。