


今回はそんな悩みを一気に解決します。
絵本ってたくさんありすぎてどれがいいのか分からなくなりますよね。値段もお安くはないので、次々と買うわけにはいかないですし。
そんな時は、ロングセラーの絵本に注目です。やはり長年売れ続けているのにはわけがあります。
この記事ではロングセラーの中でも特にオススメの絵本を紹介しておりますので是非最後までご覧ください。
また、読み聞かせたことがない方も大丈夫です。コツを伝授しますので、これを抑えておけばバッチリです。
【この記事を読んで分かること】
・絵本を読むメリット
・絵本を選ぶコツ
・絵本を読み聞かせる際のコツ
・3歳児向けのオススメ絵本について
目次
絵本を読むメリット【3歳児知育】
3歳になると脳の発育が進み、物語が分かるようになってきて考えの幅も広がります。
絵本の物語も簡単なものであれば分かるようになります。そんな中で、絵本を読むとどのようなメリットがあるのでしょうか。
①言葉の理解力アップ
さまざまな言葉に触れて、物語の流れが分かると、使われている言葉の意味も分かってきます。
言葉の意味が分かってくると、日常生活でも使ってみたくなりますし、どんどん自分のものにしたくなります。
つまり、
『絵本を読む→言葉を知る→親やお友達に話してみる』の一連の体験で、どんどん新しい言葉を使えるように。
また絵本は「びゅーん」「ポカポカ」など擬音語もたくさん使われているので、表現力も上がるでしょう。
②豊かな感情表現ができるようになる
絵本の物語に触れることで喜怒哀楽の感情が刺激されます。
繰り返し読んでお話がよく分かることで、嬉しい、楽しい、悲しいなどの気持ちが芽生え、自分でも表現できるようになります。
例えば、嬉しいときは笑い、悲しいときは口がへの字になるような形です。そんな時は寄り添って、『うんうん、嬉しいね』『悲しかったね』と共感してあげてくださいね。
感情表現はコミュニケーションを行う上で最も大事なことであり、今後の人間関係にも大きな影響を与えますので。
③想像力アップ
絵本を通じて物語の世界を疑似体験できるので、想像力が膨らみます。
何度も同じ本を読むことで、より一層物語に世界に入り込んで、自分で内容をふくらませることができるようになるんですよ!
想像力が豊かになると、他者への思いやりの心もうまれます。
というのも例えばクマさんが出てくる絵本があったとして、
「このクマさんはいいことがあったから喜んでいるのかな?」
「怒られたから泣いているのかな?」
と、子どもなりに考えます。
物語の中の登場人物の気持ちを考えることで、思いやりの心を養うことができます。
お友達に対しても、これをしたら悲しいかな、これをすれば喜んでくれるかなと考えて、優しい子に育ってくれるかもしれません。
④本好きになる
絵本が楽しいものであると分かると、色んな絵本が読みたくなります。
絵本にはたくさんの種類があるので、気になる絵本を複数用意出来たらベターです。
また、小さいころから文字や絵に触れ合うことで文字に対する抵抗感も少なくなり、成長すると自分から本を読んでくれるかもしれません。
スマートフォンの影響もあり、小中学生で活字が苦手な子が増えており、国語力の低下が懸念されています。
小さいころから文字に触れて慣れておくことはとても大事かなと思います。
絵本を選ぶコツ【3歳児知育】
本屋や図書館に行けばたくさんの絵本があります。
たくさんありすぎると、どの本を読もうかと迷ってしまいます。
そのような時にはどんなものを選べば良いのでしょうか?
選ぶ際のコツについて紹介します。
ロングセラー絵本を選ぶ
何十年も読み続けられているのには理由があります。
シンプルな物語で分かりやすったり、絵が綺麗で書き込まれていたり、数の勉強や生活マナーについて学べたりと魅力がたくさんあります。
興味があるものを選ぶ
好きなキャラクター、動物、乗り物が登場する絵本は誰にとっても楽しいものです。
絵本に興味がなくても、興味を引かれれば、思わず見てしまうのではないでしょうか?
誕生日やクリスマスなどの嬉しいイベントの本もオススメです。
物語が長すぎず、難しすぎないものを選ぶ
シンプルで長すぎない物語がいいです。難しかったら理解できず諦めてしまう可能性があります。
長くなるとどうしても集中力が続きません。対象年齢を参考にするのがいいでしょう。
絵本を読み聞かせる際のコツ【3歳児知育】
繰り返し同じ本を読む
何度も読みたがれば、繰り返し読ませましょう。
何度も同じ絵本を読むことで物語について深く考えるので、理解力が上がるという研究結果があります。
これは絵本に限らずにどんなことでも言えることですね。
例えば映画でも一度よく観ただけではよく分からないストーリーも、二度目三度目を観ると分かるようになりますし、「あそこはこういうことだったのか」と深く考察できたりします。
名作であれば何度観ても新しい発見があって、飽きずに楽しめるものです。
ゆっくりとしたペースで読む。途中で会話を挟まない。
早く話すと物語についていけなくなってしまいます。ゆっくりと丁寧に読み聞かせしてあげましょう。
また、途中で会話を挟まない方がいいです。せっかく物語に入り込んでいるのに、現実に引き戻されてしまいます。物語をじっくりと堪能させてあげましょう。
これも自分のことに当てはめると分かりやすいですね。
小説をじっくり読んでいるときに話しかけられると、いったんストップしてしまい、集中していたのが乱されてしまいます。
裏表紙まで読む
まだ物語が続いていたり、物語に関係することが表現されていたりします。
物語が終わったあとに実はまだちょっと続いていたというのは非常に嬉しいことですし、その作品の余韻がいい感じで残ります。
これも映画で同じことが言えますね。
エンディングロールが流れた後に後日談や次回作をにおわす表現が出てくるとテンションが上がりますし、その作品への想像が膨らみます。
余談ですが、私は絵本だけでなくコミックも裏表紙まで見る派です。マンガによれば、裏表紙までマンガが続いていて毎回の楽しみになっているものもありました。
特に鋼の錬金術師という漫画はシリアスな本編とは違いコミカルにおまけが描かれているので、毎回の楽しみでした。
3歳児向けのおすすめの絵本
おすすめの絵本はたくさんありますが、今回は特にいいと思うものを紹介します。どれもベストセラー作品で間違いないと思います。
しろくまちゃんのほっとけーき
しろくまちゃんがお母さんと一緒にホットケーキを作る話です。
冷蔵庫から材料を取り出してよく混ぜたら、さあ、フライパンへ。
ホットケーキが焼けていく工程が「ぷつぷつ」「ふくふく」「ぺたん」などの楽しい擬音とともにずらりと並んでいます。
詳しく料理工程が表現されているので、絵本を見終わったら思わず一緒にホットケーキを作って食べたくなるかもしれません。
また、作る様子をマネすることで、自然におままごとのレベルが上がります。
ぐりとぐら
ふたごの野ネズミ「ぐり」と「ぐら」のお話です。
歌いながら森へ出かけたぐりとぐらは大きな卵を発見し、大きなかすてらを作ります。甘い匂いにつられて、森の動物たちが次々と集まってきます。
そこで二人占めにせずにみんなに分けてあげるのは素敵です。
たまごの殻が残ったら、自動車を作って乗って帰るという発想力もすごいですね。
ご飯が出てくる絵本の特徴として思うのが、食べ物が実においしそうに表現されています。
大人でも「おいしそうだな」「今度作ってみようかな」となるので、子どもにとっては影響がすごいでしょうね。
おおきなかぶ
おじいさんが植えたかぶを、みんなで協力しながら抜く話です。
「うんとこしょ、どっこいしょ」「それでもかぶはぬけません」リズミカルに繰り返しが続きます。
だんだんと抜くための人数が増えていくので、この先どうなるのだろうと気になります。
テンポよくリズミカルに進むので、思わず「うんとこしょ、どっこいしょ」と口ずさみたくなります。
どんどん人数が増えてくるのが面白く、協力することの大切さや大きな事を成し遂げる達成感を体験できると思います。
もしも畑に行って野菜を引き抜く機会があれば、親子でやってほしいですね(笑)。
ぞうくんのさんぽ
さんぽに出かけたぞうくんの上に、出会った動物たちが乗っていくお話です。最後に小さなかめくんを乗せたとたんに転んで崩れてしまいます。
まるで積み上げた積み木が一気に崩れてしまうようなハラハラ感と動物たちのコミカルな感じが合わさっています。
仲間を乗せたぞうくんがズッコケるシーンは衝撃的で、思いっきり笑いたいときにもオススメの1冊です。
どうぞのいす
ウサギさんが小さな椅子を作って、野原の木の下に置きました。そばに「どうぞのいす」と書いた立札をたてました。そこから優しさの連鎖が始まります。
「他者への思いやり」がテーマになっており、優しい気持ちになれます。読み終わった後は口に出したくなります、「どうぞ」と。
3歳児というとまだまだ自分のことでいっぱいいっぱいで他人のことを考える余裕はないと思いますが、物語を通じて、他人への優しさを学べると思います。
3歳児向けの絵本まとめ
〇絵本を読むメリット4つ【3歳児知育】
①言葉の理解力アップ
②豊かな感情表現ができるようになる
③想像力アップ
④本好きになる
〇絵本を選ぶコツ【3歳児知育】
・ロングセラー絵本を選ぶ
・興味があるものを選ぶ
〇絵本を読み聞かせる際のコツ【3歳児知育】
・繰り返し同じ本を読む
・ゆっくりとしたペースで読む。途中で会話を挟まない。
・裏表紙まで読む。
〇おすすめ絵本5選【3歳児知育】
・しろくまちゃんのほっとけーき
・ぐりとぐら
・おおきなかぶ
・ぞうくんのさんぽ
・どうぞのいす
いかがでしたでしょうか。紹介した中で面白そうな絵本はありましたか?
今回は楽しく学ぶことができる絵本の魅力について分かってもらえたと思います。
絵本は言語力や感情表現などが養われるだけでなく、親子のコミュニケーションにもなります。親子で楽しみながら読んでくださいね。
特に気に入った絵本であれば何度も読みたくなると思いますので、ゆっくり会話を挟まずに読んであげましょう。
絵本に慣れてくると、その内成長して一人でも読みだすかもしれませんね。